外壁塗装・リフォームの相場・費用・見積もりの比較をはじめ、助成金・補助金や耐用年数・時期など外壁塗装・リフォームについての情報を徹底解説しています。地域別のおすすめ業者などもご紹介。

外壁塗装・外壁リフォームの見積もり項目の正しい見方と注意点

 
外壁塗装の見積もり項目の見方・注意点
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ここでは外壁塗装や外壁リフォームの見積もり書に記載されている項目、工事内容に関してまとめて解説しています。

また、外壁塗装や外壁リフォームの見積もり書の中で特にチェックしておくべき項目についてもピックアップしていますので、初めて外壁塗装や外壁リフォームの見積もりを依頼した場合などにはぜひ事前に読んでおいてください。

外壁塗装・外壁リフォームの見積もり項目について

外壁塗装の見積もり項目について理解するメリット

外壁塗装の見積もり項目の見方・注意点初めて外壁塗装や外壁リフォームを行う場合など、見積もりを出してもらっても記載されている項目の意味や必要性などが理解出来ず、本当に適切な施工なのか、相場から外れていないのかなどがよくわからないまま承諾してしまうということは少なくありません。

せっかく見積もり書を作成してもらってもその項目や内容を理解出来ないのであれば、非常にもったいないですし外壁塗装や外壁リフォームの依頼者として適切な対応が取れないこともあります。

外壁塗装や外壁リフォームを行っている業者は数多くあるため、その見積もり書の作成方法なども多種多様です。素人である依頼主にもわかりやすいように書いてくれる業者もあれば、業者側の覚書程度の書き方で依頼主には総金額の提示のためにつくっているだけという意識のところもあるようです。

しかし、外壁塗装や外壁リフォームなどはそうそう行うものではないので見積もり書を見ることは一生のうちでほんの数回しかないと思います。それも10年以上の期間を空けて行うような工事なので、提示された見積もり書が一般的なのかということはなかなかわからないというのが実際のところだと思います。

ですが、見積もり書の項目や内容をある程度理解しておくということは非常に大切なこと。どのような見積もり書が一般的なのかということを知ることは、提示された見積もり書の良し悪しを判断することも出来るようになるということにつながります。

外壁塗装の見積もり項目の見方

外壁塗装の見積もり項目の見方・注意点

基礎項目

  • 仮設足場工事
    外壁塗装や屋根塗装は高所での工事となるため、職人が安全に作業を行うための足場を設置する必要があります。「単管足場」か「ブラケット足場」という種類を現場に合わせて設置します。寸法で費用を算出しますが、工事期間で金額が変わるということはあまりないようです。
  • 養生・飛散防止ネット
    壁や屋根を高圧洗浄する際の水や塗料が周辺に飛び起きてしまわないように建物を囲うネット。足場同様、建物の寸法で見積もりが算出されます。
  • 高圧洗浄
    塗装面の汚れやほこりを洗い流し、きれいに塗装が行えるようにするために必要な工程。一般的に80~150キロ圧の洗浄機を使用します。

外壁塗装項目

  • 下地調整・下地補修
    塗装面のクラック(ヒビ)や割れなどの劣化部分を補修して整える作業。外壁の素材によって異なりますが、パテによる埋め込みやシーリングの打ち込みなどが行われます。
  • 外壁下塗り
    シーラーやプライマー、フィラーといった塗料を使って上塗りの密着性を高めるために塗装面を整えます。見積もり書には塗料の種類や商品名が記載されます。
  • 外壁中塗り・上塗り
    ウレタンやシリコン、フッ素などの塗料を使用するメインの作業工程。塗料の種類により仕上がりや耐用年数が異なるため、費用にも大きな差が出る部分です。見積もり前に外壁塗装業者と相談して決めておくか、適切な塗料の提案を数種類もらうようにするといいでしょう。

屋根塗装項目

  • 下地調整
    外壁と同様に汚れやコケを高圧洗浄で落とした後、ひびや割れの補修、さび止めなどを行って整えます。
  • 屋根下塗り
    こちらも外壁塗装と同様にシーラーやプライマー、フィラーなどを用いて上塗りの密着性をよくするために行います。
  • 屋根中塗り・上塗り
    メインの塗装作業となり、ここで使用される塗料によって見た目や耐用年数、断熱性などが変わってきます。見積もり書には使用する塗料の商品名などが記載されます。
  • タスペーサー・縁切り
    屋根の種類によりますが、タスペーサーと呼ばれる部品を入れることがあります。これは屋根のつなぎ目の隙間に塗料が入り込み埋まってしまうことを防ぐための作業です。

付帯塗装・オプション項目

外壁塗装・リフォームでは、壁面や屋根以外にも建物に付帯するさまざまな部分の塗装や補修を行う必要があります。以下には一般的に見慣れない設備や付帯部分の意味を解説していますが、塗装自体はこれ以外にも手摺や出窓屋根、面格子、玄関扉などにも行われることがあります。どこを塗るかということだけでなく、塗らない部分はどこかということも確認しておくと仕上がりをイメージしやすいと思います。

  • 雨樋・配管
    屋根やベランダ部分などに流れた雨水を集めて地上や下水へと流す役割を果たします。
  • 軒天・軒裏換気口
    屋根の裏側、ベランダの真下など外壁部分から外側に出ている場所。
  • 雨戸・シャッター・戸袋
    雨風をしのぎ夜の用心のために窓の外側についている設備。
  • 破風
    屋根の先端部分。ここを隠して美しく見せるためについているのが破風板です。
  • 水切り
    窓の下と外壁の境目にある部分で下端に雨水が回り込まないようにつくられた溝部分。
  • サッシシーリング
    窓枠に使われる樹脂やアルミニウムで出来た建材。外壁とのつなぎ目が劣化している場合シーリングを打ち直します。
  • ベランダ防水
    ベランダにはFRP防水やウレタン防水など防水機能のある特殊な塗料を使用します。ここが劣化すると雨水が入り込み、下地をいためて雨漏りなどを起こすようになってしまいます。

諸経費項目

  • 材料運搬・交通費
    足場や塗料など外壁塗装工事に必要な材料を運ぶための車両費、交通費などが算出された項目。
  • 廃材処理費
    塗装工事で出た廃材を処分するための費用ですが、塗装のみの場合他のリフォームに比べて廃材は出にくいため、諸経費項目として材料運搬費などにまとめられることも多いようです。

外壁塗装の見積もりで特にチェックすべき項目

外壁塗装の見積もり項目の見方・注意点

現状、現場を調査しているか

外壁塗装を行う際には外壁や屋根、付帯部分の状態や日当たりなどの環境を事前に確認をする必要があります。その状態に合わせて必要な作業工程、見積もりを算出しなければなりません。状態が把握出来る写真や現物・現場にて一緒に確認をするようにしましょう。

塗料のメーカーやランクが記載されているか

使用される塗料のメーカーや商品名、ランクなどがきちんと記載されていることを確認し、出来ればその塗料についてメーカーホームページや比較サイトなどで確認してみましょう。説明された単価や使用量、特徴などに相違がないかチェック出来れば安心です。

工程別に詳細が記載されているか

外壁塗装や屋根塗装の下地処理から上塗りまでまとめて見積もりを出す業者もいるようですが、それではどのような作業が行われ、それぞれの項目の単価などが全くわからないので詳細の説明をお願いするようにしましょう。また、その手間を省き丁寧な説明をしたがらない業者であればお断りしてもいいかもしれません。

保証や免責事項に関する記載はあるか

外壁工事中、工事後の保証に関する内容や免責事項についても見積もり書と合わせて確認出来るといいでしょう。また、見積もりでは算出しきれない部分がどの程度あるのか、状態によってどの程度金額に変動する可能性があるのかなどについても工事前に確認しておきましょう。金額や作業日程に影響するような変更点が出た場合は、作業前に依頼主に説明をし承諾しなければならないように取り決めをしておくことも大切です。

不明瞭な部分はないか

外壁塗装というのは素人にはあまりなじみのない作業ですので、見積もり書を見ても理解しにくい部分があると思います。そこにプロにしかわからないような専門用語ばかり並んでいたり、詳細がわからない「一式」という言葉が多用乱用されている場合などは要注意です。わからない部分はしっかりと納得出来るまで確認を行い、工事後のトラブルなどにつながらないようにしましょう。特に諸経費の項目にはどのような内容が含まれているのか確認しておくことをおすすめします。

外壁塗装の見積もり項目に関するまとめ

外壁塗装の見積もり項目の見方・注意点
一般的な見積もり書の書き方や、見積もり書の項目・工事内容に関して理解することが出来れば、提示された見積もりの見方も変わってきますし、本当に納得して承諾をすることが出来るようになります。

見慣れない用語が並び、どうしても理解しにくいと感じてしまうかもしれませんが外壁塗装や外壁リフォームの基本的なことだけでも理解しておくことは、ミスやトラブルを事前に防ぐことにもつながります。見積もり書を依頼している場合などには、ここで記載した外壁リフォームの項目や内容などについてぜひ一度目を通して頭に入れておくといいでしょう。

そして、見積もり書によって金額の確認はもちろん、記載されている工事の内容に沿って工事が行われているかなど工事中に確認することも出来ますし、何かトラブルが起きた時の証拠などにもなるので見積もりの段階で各項目についてしっかりと説明してもらえるように対応を求めるようにしましょう。

また、相見積もりを複数の業者に依頼することは外壁塗装工事の金額を比較出来るだけでなく、見積もり書の作成方法や対応についての違いも知ることが出来るので、余裕がある場合は複数の業者に見積もり依頼をしてみることをおすすめします。

わからないことをわからないままにしておいたり、業者の説明をそのまま鵜呑みにするだけでなく、作業項目の必要性やそれぞれの項目の単価などインターネットなどで調べられる範囲のことは調べるようにして気持ちよく依頼が出来るように、そして思わぬトラブルに巻き込まれてしまわないようにしましょう。

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