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マンションの外壁塗装、気になる耐用年数とは?

 
マンションの外壁塗装の耐用年数
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マンションのオーナーさん、またマンションの管理を任されている不動産業を営んでいる方の中で、マンションの外壁塗装の耐用年数はどれくらいのものなのか知りたい!という方は少なくないでしょう。
外壁塗装には、それぞれ建物や外壁材、塗料に合わせて耐用年数が異なってきます。

外壁塗装の耐用年数を知る必要性

ですから、結果として間違った塗装の時期、外壁材に合わない種類の塗装を使ってしまうと、逆に高くついたりマンション自体にダメージを与えてしまうこともあります。

マンションに使う外壁塗装の寿命、つまり耐用年数は種類によって異なりますが、どのような時期にどんな塗料を使って、外壁塗装を行えば良いのでしょうか?

塗料によっては、20年ほど持つものもあれば、3-4年しかもたないものもあります。
ですから、この耐用年数の時期をきちんと知らなければ、外壁に取り返しがつかないようなダメージを、与えてしまうことがあるでしょう。

そうなれば、高額な金額でまた外壁リフォームしなければなりません。マンションの状態をきちんと保つだけではなく、賢くお金を使うためにも、正しい知識が必要なのです。

それで、今回この記事では、そもそも外壁塗装の耐用年数とはどれくらいのものなのか?また外壁の維持費用を抑えるために、どんな塗料がおすすめなのか、塗料別にご説明します。
さらに、建物自体の耐用年数についても知ることは、マンションの外壁塗装の耐用年数と関係があります。マンションの外壁塗装を検討しているものの、あまり知識がなく、

どうすれば良いかわからない!という方は、是非参考にしてみてください。この記事がお役に立てれば、嬉しく思います。

そもそも、マンション外壁塗装の耐用年数とは?

マンションの外壁塗装の耐用年数
では、そもそもマンションの外壁塗装耐用年数とは、何のことなのでしょうか?

耐用年数とは、名前の通り、使える予定期間のことです。しかし、これがあくまでも予定であるということを覚えておきましょう。
必ずこれだけの期間もちますよ、という期間ではなく、一般的な使用状況下で使って、どれくらいもつか?の予定年数のことです。つまり、限りがあるということです。

外壁塗装の耐用年数と関係する2つの要素

そして、外壁塗装の耐用年数には、大きく塗料と建物の耐用年数の二つが関係しています。

  1. 塗料の耐用年数
    塗料の耐用年数は、各塗料メーカーが設定する耐用年数です。塗装してから、何年間耐久性を保ち、効果を発揮するか?というものを表すものです。
  2. 建物の耐用年数
    そして、2つ目は建物の耐用年数です。こちらは、国税庁という国の機関が発表している建物がどれくらいの期間持つか?を表す数字です。

この2つを掛け合わせて算出し考えられるのが、外壁塗装の耐用年数です。まずは、マンションの外壁塗装の耐用年数を知るために、関係する二つの要素を覚えておくことが大切です。

マンションの外壁塗装に使われる塗料の種類

マンションの外壁塗装の耐用年数
では、早速マンションの外壁塗装に使われる塗料には、一般的にどのような種類があるのか見ていきましょう?種類ごとの一般的な耐用年数と、特徴もご紹介していきます。

塗料の耐用年数というのは、各メーカーが決めて表示するものですが、一般的に大きく分けた塗料の種類から、耐用年数を割り出すことができます。
メーカーひとつひとつの耐用年数を知らなくても、種類ごとの耐用年数の違いを知っていれば、問題ありません。

アクリル系塗料

最近では、ほとんど使われることがなくなったと言われている最も安価な外壁塗料の種類が、アクリル系塗料というものです。

コストパフォーマンスが高く安価ですが、汚れやすく耐久性は低いとされています。他の塗料と比較しても耐用年数は、4年から7年とかなり短めです。
マンションの外壁塗装を行うときのコストパフォーマンスは高いものの、長い目で見た時のコストパフォーマンスはそれほどよくないので、使用されることが減っています。

ウレタン系塗料

比較的コストパフォーマンスが良く、機能性や耐久性にも優れているこのウレタン塗料は、耐久性が比較的安定した種類の塗料です。耐用年数は、6年から10年と比較的長めです。
比較的安価なものの、アクリル系塗料と比べても色あせや汚れにも強く、扱いやすさも抜群なので、バランスの良いマンションの外壁塗装にも使われる塗装の種類のひとつです。

しかし、最近ではさらにコストパフォーマンスの良いシリコン系塗装が手頃な価格で手に入るようになったので、2010年以降はあまり使われることがなくなりました。

シリコン系塗料

シリコン塗料は、価格が比較的リーズナブルなだけではなく、機能性が高く、使いやすさも抜群なので、一般的に今最もよく使われているマンションの外壁塗装の塗料の種類になります。
塗装の種類をどれにすれば良いのか迷っているという方は、このシリコン塗料を選べば、もっとも無難で問題ありません。

耐用年数は8年から15年と、こちらにも信頼がおけます。防カビ性もあり、汚れや色落ちにも強いので、おすすめの塗料の種類と言えるでしょう。

10年に一度くらいのサイクルでマンションの外壁塗装を行いたいという方は、このシリコン塗装を使うようです。

ラジカル系塗料

こちらは、比較的新しいタイプの、マンションにも使われる外壁塗料の種類です。ラジカル系塗料というのは、耐用年数が8年から15年とシリコン系塗料と同じくらいです。

2015年に発売されたもので、まだ馴染みのない方も多いと思いますが、シリコン系塗料と同様、耐用年数に信頼がおけるだけではなく、コストの低いので
これからどんどん人気が高まるのでは?とされています。

光触媒塗料

光触媒塗料という種類の外壁塗装は、塗るだけで緑地と同じような、空気をきれいにするといった効果もある自然環境にも良いとされている塗料です。

色やツヤの種類が少なく、価格も比較的高いものの、遮熱機能があり、ヒートアイランド現象を予防してくれます。
さらに、地球にも優しく、防カビ効果や除菌効果、自分で壁をきれいにして、汚れにくくすると言った高い効果を期待できます。

そして、この光触媒塗料の耐用年数は、10年から15年と比較的高めです。
外壁のメンテナンスを楽に行うことができるので、定期的なメンテナンスというよりは、マンションの外壁塗装を一度したら、あとは少しゆっくりしたいという方にオススメです。

外壁塗装工事のコストがかかり、塗料もシリコン系塗料と比べて、2倍ほどの値段がかかります。

ピュアアクリル塗料

続いてこちらは、耐用年数がトップクラスのピュアアクリル塗料という種類の塗装です。
防水性に特に優れているのが特徴で、乾燥しにくいという特徴もあるため、外壁塗装の工事に長い時間かけてしまう場合もあります。

それで、集合住宅の管理人であれば、住人さんへの負担を考えて、使いたくないという方も意外と少なくないようです。
防水性に優れ、耐用年数も高いものの、その値段も高くコストは比較的かかります。耐用年数は、12年から15年です。

フッ素系塗料

フッ素系塗料というのは、耐用年数が15年から20年ほどと、かなり長い耐久年数を持つ塗料となります。フッ素と言うと、フライパンなど、フッ素加工されたものが思い浮かぶかもしれません。
この塗料に使われているフッ素も、それと同じフッ素です。価格は高くなりますが、耐用年数が高いため、高層ビルやマンションなど、定期的に外壁塗装するのが難しい建物で、よく使われています。

一般的に戸建住宅に人気の高いシリコン塗料の耐用年数は10年ですが、フッ素塗料の耐用年数は、約20年です。ですから、単純計算で20年に一度の外壁塗装で済むというわけです。
1度のコストは高くなりますが、長い目で見るとフッ素系塗料のような耐用年数の長い外壁塗装塗料を使うのも、お得な方法です。

足場や高圧洗浄など塗装以外の工程が、1度ずつの工事でかかってしまうからです。マンションは、特に多くの方が住んでいて、外壁塗装を嫌がる方も、もちろんいるでしょう。
それで、できるだけメンテナンス回数を減らしたいというマンションのオーナーさんには、このような耐用年数が長く、定期的なメンテナンスが不要のフッ素塗料がおすすめです。

遮熱系塗料

この遮熱系塗料は、名前の通り熱を反射して、室内の温度を高めず、快適な温度に保ってくれる効果があります。
マンションのおすすめポイントの一つとして、遮熱系塗料を使っており、室内の温度が高まりにくいというのは、入居率アップにも、かなり効果的です。

エコや省エネなどの環境問題にも、配慮がされているため、住んでいる場所によっては、エコな工事ということで、金銭的な補助を受けられる場合もあります。

また、耐用年数は、15年から20年とトップクラスです。塗料自体は高いものの、もし補助金が受けられる場所に住んでいるのであれば、お得な方法と言えるでしょう。

無機系塗料

無機系塗料の耐用年数も、15年から20年と、トップクラスのものです。ホコリなどもつきにくく、劣化しにくいため一度メンテナンスを行えばその後20年ほど、楽にメンテナンスを行うことができます。

頻繁にメンテナンスを行うことで、住人さんに負担をかけたくないというマンションの管理人さんには、おすすめの方法です。

外壁塗装の種類別の耐用年数

マンションの外壁塗装の耐用年数
このように、外壁塗装の種類別に耐用年数は異なるということがわかりました。

耐用年数だけで言うと、フッ素系塗料、遮熱系塗料が最も長く、アクリル系塗料というのは最も安価で耐用年数の短いものです。
しかし、外壁塗装の種類ごとの耐用年数というのは、メーカーが新築時に塗装することを想定して、定めた年数です。

ですから、建築後10年経った建物、20年経った建物で外壁塗装工事を行うときとは、耐用年数にずれが生じると考えてよいでしょう。

また耐用年数は、実際の炎天下や、雨風にさらされるといったマンションが実際にさらされる状況下で行われたものではないので、耐用年数というのはあくまでも目安というわけです。

耐用年数に比例する外壁塗装の単価

マンションの外壁塗装の耐用年数

耐用年数に比例して、外壁塗装の単価はそれぞれ異なってきます。
マンションの管理をしている方であれば、外壁塗装の仕上がりを良いものにしたいと思いつつも、できるだけ費用を抑えたいと思っておられることでしょう。

一般的に外壁塗装の維持管理を楽にし、金額を抑えるためには、耐用年数がどれくらいのものを使うのかというのもポイントになります。例えば、50年間のスパンで考えてみましょう。
耐用年数が10年の塗料を使用すれば、5回の外壁塗装工事が必要になります。それに比べ、15年の塗料を使用することで、たった3回の塗り替えで問題ありません。

外壁塗装費用を抑えるために知りたい耐用年数

耐用年数を知っておくことで、外壁塗装費用を抑えるためのポイントをつかむことができます。
耐用年数が短く、安い外壁塗料を使うことで、一度のコストを抑えるものの、短い周期でメンテナンスを行うというのも方法の一つです。

さらに、耐用年数が長く、高い塗料を使うことで、メンテナンスの頻度を減らすという方法もあります。
外壁塗装工事の費用には、人件費や足場代などが含まれるので、塗料の費用が高くなっても、メンテナンスの回数を減らした方が長いスパンで考えた時に、
マンションの外壁塗装の費用はかなり安くなるというケースもあります。

今後どのようなメンテナンスを行っていきたいのか、また何年くらいメンテナンスを続けていく予定なのか?といったことも視野に入れて検討していきましょう。

まとめ

マンションの外壁塗装の耐用年数
いかがだったでしょうか?マンションの外壁塗装の耐用年数というのは、使用する塗装の種類によって異なるだけではなく、建物の耐用年数とも関係があるということがわかりました。

また、耐用年数の異なる外壁塗装の塗料を使い分けることで、今後のメンテナンスにも大きな影響があります。

今後のメンテナンスをどのように行いたいか、どのようなビジョンを持っているかで、方法は変わってきます。
一度にかかるマンションの外壁塗装費用だけではなく、長い目で見てお得な方法を、検討してみてはいかがでしょうか?

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