外壁塗装・リフォームの相場・費用・見積もりの比較をはじめ、助成金・補助金や耐用年数・時期など外壁塗装・リフォームについての情報を徹底解説しています。地域別のおすすめ業者などもご紹介。

70坪の外壁塗装の費用相場は?見積もりの見方や注意したい点

 
70坪の外壁塗装の費用相場は?
この記事を書いている人 - WRITER -

70坪の住宅の外壁塗装工事や外壁リフォームを行う場合の費用の相場はご存じでしょうか?

戸建て住宅としてはかなり大きい70坪の住宅は2世帯や3世帯で住んでいるという人も少なくないと思いますので、家族間で意見の相違やトラブルを招かぬよう、外壁塗装や外壁リフォームに関しても知識を共有しておくといいと思います。

ここでは70坪の住宅に外壁塗装工事に外壁リフォームを行う場合の費用相場や見積もりの見方、気をつけておきたい点などについてまとめていますのでぜひチェックしておきましょう。

70坪の外壁塗装費用・価格相場について

<費用例>70坪の外壁塗装を行う際の値段内訳

70坪の外壁塗装の費用相場は?
70坪の住宅を外壁塗装する場合の費用相場を各項目・内訳の例とともに紹介します。建物の状態や使用塗料に応じて費用に差は出ると思いますが、一例として参考にしてみてください。

例①塗装面積277㎡/シリコン塗料使用

仮設足場工事332㎡(約70坪) 232,400円
高圧洗浄277㎡(約70坪) 41,550円
養生277㎡(約70坪) 55,400円
飛散防止ネット277㎡(約70坪) 55,400円
下地補修277㎡(約70坪) 150,000円
下塗り(プライマー)277㎡(約70坪) 138,500円
シリコン系塗料:中塗り277㎡(約70坪) 415,500円
シリコン系塗料:上塗り277㎡(約70坪) 415,500円
廃棄物処理・材料運搬費等一式 30,000円
外壁塗装工事費合計 2,365,250円

例②塗装面積323.4㎡/フッ素塗料使用

仮設足場工事388㎡(約70坪) 271,600円
高圧洗浄323.4㎡(約70坪) 48,510円
養生323.4㎡(約70坪) 97,020円
飛散防止ネット323.4㎡(約70坪) 64,680円
下地補修323.4㎡(約70坪) 50,000円
下塗り323.4㎡(約70坪) 161,700円
フッ素系塗料:中塗り323.4㎡(約70坪) 679,140円
フッ素系塗料:上塗り323.4㎡(約70坪) 679,140円
ゴミ処理・廃棄物処理等雑費 55,000円
外壁塗装工事費合計 1,862,290円

<塗料別>70坪の外壁塗装費用相場(中・上塗り)

ウレタン系塗料:554,000円(1,800~2,200円/㎡)
シリコン系塗料:831,000円(2,800~3,100円/㎡)
ラジカル系塗料:831,000円(2,800~3,100円/㎡)
フッ素系塗料:1,163,400円(4,000~5,500円/㎡)
無機系・ハイブリッド系塗料:1,523,500円(5,000~6,200円/㎡)

外壁塗装見積もり書の見方と各料金相場

70坪の外壁塗装の費用相場は?

足場設置費用

単価相場:700~1,500円/㎡

外壁塗装は高所作業がある工事のため、足場の設置が必要となります。足場は外壁に沿って設置するため、費用の相場は外壁の塗装面積に1.2を掛けた面積から算出することができます。

足場材は基本的に外壁塗装業者の所有物ではなくレンタルやレースとなっているので、各工事で足場代が必要になります。設置には技術もいるため、その人件費もかかります。

飛散防止シート・養生費用

単価相場:300~500円/㎡

高圧洗浄作業による水や汚れの飛散、また塗装作業中の塗料の飛散を防ぐために足場の外周に沿ってシートやネットがかけられることが一般的です。

また、建物にある窓などの開口部など塗装をしない部分などに塗料がつかないようにシートやテープを用いて養生を行います。

高圧洗浄費用

単価相場:150~200円/㎡

外壁塗装を行う前に、既存外壁の汚れやコケ・藻などをきれいに洗い流すために高圧洗浄を行います。業者用の強力な高圧洗浄機を使用し、水または汚れに応じた洗浄剤で表面をきれいに整えます。

この作業をしないまま汚れの上から塗料を塗ってしまうと、仕上がりにムラができてしまったり塗った塗料のもちが悪くなってしまいます。外壁の傷やひび割れなどを正確に把握するためにも、表面の洗浄は重要な作業です。

下地調整・下地補修費用

単価相場:1,000~3,000円/㎡

70坪の住宅となるとその大きさから場所によって日当たりや湿度などの環境が異なることもあり、それぞれに劣化状態も異なると思います。

古い建物ほどひび割れや剥がれなど外壁の劣化が見られることも多いので、必要に応じて補修や調整を行う必要があります。また、コーキングやシーリングに減りやひびがある場合はコーキングの打ち直しを行います。

下地調整・補修費用は外壁の状態により大きく異なります。外壁の状態がよければほとんど料金がかからないこともありますし、相場を大きく超える高額な料金がかかることも。実地調査をしっかりと行った上で補修費用の算出をすることが大切です。

外壁塗装費用(下塗り)

単価相場:500~1,000円/㎡

外壁塗装工事をする際、推奨されているのが塗料の3回塗りです。1回目の塗装がこの下塗りとなります。

下塗りはシーラーやプライマー、フィラーと呼ばれる塗料が使用され、上塗りに使用する塗料の密着性や耐久性を高めます。どの塗料を使用しても費用相場にそれほど大きな差はありませんが、下塗り自体は必要不可欠な作業となっています。

どの塗料をすべきかは外壁材や上塗りに使用する塗料などとの相性を見て外壁塗装業者が決めることが一般的です。

外壁塗装費用(中塗り・上塗り)

単価相場:塗料の種類により異なる(上記参照)

外壁塗装工事のメイン工程となるのが上塗りです。上塗り工程は1回または2回で、2回行う場合は“中塗り”“上塗り”と分けて呼ばれます。

上塗りに使用する塗料はアクリルやウレタン、シリコン、フッ素、ラジカル、光触媒、無機など多様な種類があり、それぞれさまざまな特徴を持っています。

どの塗料を使用するかで外壁塗装費用全体の相場にも大きく影響します。一般的に耐用年数が長い塗料程価格相場は上がる傾向にありますが、外壁塗装工事自体の回数を減らすことができるので家のメンテナンスを長いスパンで考えて決めるといいでしょう。

付帯部塗装・オプション費用

雨樋や配管、雨戸、水切り、ベランダなど住宅の外壁には付帯部と呼ばれる部分が多くあります。外壁は直線的な部分だけでなくさまざまな出っ張りやへこみ部分があり、この付帯部などへの塗装が多いと塗装費用の相場も上がりがちです。

付帯部の塗装は下塗りや上塗り工程に含まれることもありますが、ベランダの防水工事は通常の塗料とは全く異なるものを使用するのでその費用は別途かかることが大半です。

諸経費・雑費用

外壁塗装工事には外壁の補修や塗装以外にもさまざまな費用がかかります。特に足場材を運ぶために大型トラックを手配したり、廃棄物の処理をしたりする際には当然料金がかかるため、そうした諸経費も請求されるでしょう。

さらに外壁塗装自体の各項目に外壁塗装業者の利益が乗せられていない場合は、諸経費や雑費として請求されることもあります。外壁塗装工事における外壁塗装業者の利益相場は2割程度が一般的だと言われています。

外壁塗装の費用相場を算出する方法(70坪の場合)

70坪の外壁塗装の費用相場は?

外壁塗装を行う建物の塗装面積が重要

70坪の外壁塗装費用の相場は上記しましたが、その算出には外壁の塗装面積が重要なポイントとなります。建物の大きさや高さから塗装面積が算出されますが、このサイズに応じて足場材や養生シート、塗料の量などが決まります。

外壁塗装面積の計算方法は、延べ床面積や図面から算出される方法や建物そのものを実際にメジャーで測って算出される方法があります。外壁塗装業者は図面を用いたり建物の外周を実際に測って算出します。

外壁塗装の見積もりが適正かを確認する際など自宅の塗装面積を大まかにでも知りたい場合は、【坪数×3.3(1坪の1㎡の長さ)×係数(1.2~1.7)】という計算式で求めることもできます。

ただしこの算出方法では付帯部や開口部が考慮されていないので、実際の計測値とは誤差が出ることを覚えておきましょう。

外壁塗装に使用する塗料の種類で大きな差が出る

外壁塗装費用は上塗りに使用する塗料の種類によって大きく異なります。そのため、実際に出してもらった見積もりの料金がネットなどで調べた外壁塗装費用の相場とは差が出てしまうことがあると思いますが、どんな塗料を使用しているかということを確認すれば料金の差の理由も納得できるかもしれません。

シリコンやウレタン、フッ素などどんなタイプの塗料を使用すべきかは、仕上がりや耐久性などから選ぶといいと思いますが、既存外壁との相性もあるため外壁塗装業者に相談するといいと思います。

外壁の状態によって補修工事が必要になる

塗装を行う前に外壁の状態を確認し、ひび割れや欠けなどを補修し調整する必要があるとしましたが、この補修内容によって工事費用全体も変動すると思います。

劣化した外壁を補修するためにはある程度の料金がかかってしまいますが、劣化部分にそのまま塗料を塗ってもその個所からすぐに剥がれが出てしまうなど耐久性への影響が見られます。そのため外壁塗装を行うのであれば補修工事も必須となるでしょう。

補修すべき部分については建物自体の築年数や環境、メンテナンス状況などに応じて異なるので、見積もり作成時に実地調査を行ってもらい正確な費用を出してもらうようにしましょう。

外壁塗装の見積もりで特に気をつけたいこと

70坪の外壁塗装の費用相場は?

外壁塗装工事の費用相場はここでも紹介しましたし、さまざまなインターネットサイトなどで確認することができると思います。費用の相場を知っておくことは、余分な料金の支払いを防いだり適切な工事を受けるためにも必要なことだと思います。

見積もりに関しても、外壁塗装業や建築業に関わる人でなければそれが適正価格なのかを判断するのはなかなかむずかしいでしょう。そのため、外壁塗装業者の中には概算のような見積もりしか作成しないところもあり、どんな工程にどれくらいの費用がかかるのかよくわからないという状態になってしまうこともあります。

詳細がわからないような総額での見積もりや、「一式」という言葉が多用され単価がわからないような見積もりにも要注意です。このような見積もりを出された場合は口頭でも構わないので詳細を確認するようにしてください。ここで面倒がるような様子が見られたりするようであればあまりいい施工業者ではないかもしれません。

思わぬ追加料金が発生するなどトラブルになってしまわないよう、見積もりの段階で不明瞭な部分はないかをしっかり確認し、疑問や不安は解消しておくことが大切です。

70坪の外壁塗装の費用・価格相場まとめ

ここでは70坪の住宅の外壁塗装費用の相場や見積もりについて解説してきました。外壁の状態や使用する塗料の種類にもよりますが、70坪ともなると外壁塗装費用も高額になってくるでしょう。

満足できる外壁塗装工事にするためにも、依頼者側も費用相場や見積もりに関する注意点などある程度の予備知識を持っておくことは大切です。

この記事を書いている人 - WRITER -