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25坪の外壁塗装の費用相場は?見積もり項目や注意すべき点を解説

 
25坪の外壁塗装の費用相場は?
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戸建て住宅としてややコンパクな25坪の家は都市部を中心に多く見られます。建売住宅にも多いサイズで25坪の場合3階建てということも少なくありません。

どんな住宅であっても気になるのはやはりメンテナンスについて。定期的の行う必要のある外壁塗装・外壁リフォームを行う場合、25坪の家の場合はどの程度の費用や料金がかかるのでしょうか?

ここでは25坪の住宅の外壁塗装・外壁リフォーム費用の相場や内訳、見積もり項目とその見方などについて詳しく解説していきますので、外壁塗装工事前にぜひチェックしておいてくださいね。

25坪の外壁塗装費用・価格相場について

外壁塗装の費用相場や見積もりを理解すべき理由

25坪の外壁塗装の費用相場は?外壁塗装工事を依頼した際に外壁塗装業者から料金の見積もりを出してもらっても、実際にはそれが相場に合った価格なのか、自宅にとって適切な工事内容なのかよくわからないという人が大半だと思います。

特に初めて外壁塗装工事をする場合には25坪の住宅の外壁塗装として相場より高いのか安いのかも理解できないこともあるでしょう。そのため、見積もりで出された価格で承諾して契約を交わしてしまい、後になってから相場よりもかなり高い料金だったことに気がついて後悔する人も少なくありません。

せっかく見積もり書を作成してもらうのですから、それをしっかりと有効活用して費用・内容ともに満足のいく外壁塗装工事ができるように外壁塗装の費用相場や見積もりで記載される項目についてざっくりとでも知識を持つようにするといいでしょう。

外壁塗装費用の値下げ交渉をする場合にも、一般的な25坪の住宅の価格相場や外壁塗装工事の適正価格を知っておくことは重要です。

外壁塗装の相場や常識に関して無知なまま値下げばかり迫るような交渉をすると、相手の外壁塗装業者に対して迷惑をかけたり失礼な言動になってしまうこともあります。

施工側も依頼側もお互い気持ちよく外壁塗装工事を完了することができるように、まずは25坪の住宅に外壁塗装を行う場合の費用相場や見積もり書の見方を理解しておくようにしましょう。

<費用例>25坪の外壁塗装を行う際の料金内訳

35坪の外壁塗装費用の相場をその内訳とともに紹介します。外壁塗装業者により費用や料金に多少の差は出ると思いますが、ここでは2例紹介するので参考にしてみてください。

例①塗装面積115.5㎡/シリコン塗料使用

足場設置150㎡(約25坪) 105,000円
高圧洗浄115.5㎡(約25坪) 23,100円
養生115.5㎡(約25坪) 23,100円
飛散防止ネット115.5㎡(約25坪) 11,550円
下地補修115.5㎡(約25坪) 35,000円
下塗り(シーラー)115.5㎡(約25坪) 57,750円
シリコン系塗料:中塗り115.5㎡(約25坪) 161,700円
シリコン系塗料:上塗り115.5㎡(約25坪) 161,700円
廃棄物処理・材料運搬費等一式 20,000円
外壁塗装工事費合計 598,900円

例②塗装面積99㎡/フッ素塗料使用

足場設置140㎡(約25坪) 98,000円
高圧洗浄99㎡(約25坪) 29,700円
養生99㎡(約25坪) 19,800円
飛散防止ネット99㎡(約25坪) 14,850円
下地補修99㎡(約25坪) 20,000円
下塗り99㎡(約25坪) 49,500円
フッ素系塗料:中塗り99㎡(約25坪) 217,800円
フッ素系塗料:上塗り99㎡(約25坪) 217,800円
ゴミ処理・廃棄物処理、運搬費等雑費 45,000円
外壁塗装工事費合計 712,450円

<塗料別>25坪の外壁塗装費用相場例(中・上塗り)

ウレタン系塗料:220,000円(1,800~2,200円/㎡)
シリコン系塗料:330,000円(2,800~3,100円/㎡)
ラジカル系塗料:330,000円(2,800~3,100円/㎡)
フッ素系塗料:462,000円(4,000~5,500円/㎡)
無機系・ハイブリッド系塗料:605,000円(5,000~6,200円/㎡)

外壁塗装見積もり書の見方と各料金相場

25坪の外壁塗装の費用相場は?

足場設置費用

単価相場:700~1,500円/㎡

25坪の住宅の場合、その多くが2階建て以上の建物になると思います。外壁塗装のように高所での作業が必要となる工事では、外壁に沿って仮設足場を設置することが一般的。足場の設置は外壁塗装を行う職人さんの安全を守り、丁寧で質の高い外壁塗装工事を行うために必要不可欠です。

足場材というのはほとんどの場合がレンタル・リースとなっており、外壁塗装業者が所有しているものではないため各工事で足場費用が必要になります。また、足場の設置というのは専門的な知識・技術のいる作業のため、そのための人件費もかかると考えましょう。

飛散防止シート・養生費用

単価相場:300~500円/㎡

足場材を組み立てた後はその外周に飛散防止シートやネットを設置します。これはこの後に行う外壁の高圧洗浄作業で水や汚れが飛び周辺住宅などに迷惑をかけてしまうことを防ぐために必要なもの。高圧洗浄作業時だけでなく、塗料を塗る際にも必要なためほとんど作業の最後までシートやネットがかけられていることが大半です。

また、窓やドアなどの開口部や塗装を行わない付帯部分などにはシートやテープで養生を行います。この養生が丁寧に行われているかどうかで、外壁塗装の仕上がりも大きく変わると言われている大事な作業となっています。

高圧洗浄費用

単価相場:150~200円/㎡

一見大して汚れていないように見える外壁でも、10年も経てばやはり土や排気ガスによる汚れやコケ・藻・カビなどが付着していることがほとんどです。

どうせ上から塗料を塗るんだからついている汚れも隠せると思う人もいるかもしれませんが、それは違います。塗料を塗る前にこれらの汚れをしっかりと洗い流しておかないと、塗装面にムラができたり塗装が剥がれやすくなってしまったりします。

そのため、外壁塗装前には水または洗浄剤を使用した高圧洗浄が必要。この後に行う外壁の下地調整や補修のためにも表面をきれいにしておくことは大きな意味があるのです。

下地調整・下地補修費用

単価相場:1,000~3,000円/㎡

築年数がある程度経過している住宅の外壁の場合、ひび割れや欠け、剥がれなど外壁そのものの劣化が見られることも多くあります。

数ミリ程度であってもひび割れや剥がれがあるとそこからまた新しい塗装が落ちやすくなってしまうため、塗装前にそれらをパテなどで埋め込んだりして補修を行います。また、コーキングやシーリング材の割れや減りなどが見られる場合にも打ち増しや打ち直しで調整を行います。

下地補修費用は建物の状態によって大きく異なるため、ほとんど料金が取られないこともありますし、相場を大幅に超えるような補修費用が必要になることもあるので見積もりを出してもらうときにはしっかり現地の確認して計算してもらうようにしましょう。

外壁塗装費用(下塗り)

単価相場:500~1,000円/㎡

外壁塗装で推奨されているのは塗料の3度塗りです。この下塗りが1度目の塗装に数えられ、その後1回または2回の上塗り(中塗り・上塗り)が行われることになります。

下塗りにはシーラーやプライマー、フィラーなどと呼ばれる塗料が外壁材や上塗りに使用する塗料に合わせて選ばれて使用されます。下塗りを行うことで上塗りする塗料の密着性や耐久性を高めることができると考えられています。

使用する塗料は基本的にプロである外壁塗装業者が指定しますが、費用の見積もり書に使用する塗料の名称や種類が書かれているので確認しておくといいでしょう。

外壁塗装費用(中塗り・上塗り)

単価相場:塗料の種類により異なる(上記参照)

上塗りに使用する塗料にはアクリルやウレタン、シリコン、フッ素、ラジカル、無機系などさまざまなタイプのものが存在します。それぞれ異なる特徴を持ち、耐久性や機能性、料金などにも大きな差があるので、自宅の外壁にはどの塗料が適しているのか、どんな機能を求めているのかなど外壁塗装業者と相談しながら決めるといいでしょう。

一般的に価格相場が高い塗料ほど耐久性があり、外壁塗装が必要になるサイクルも長くなるため、一度の工事費用としては高額でも長期的に見ればコストパフォーマンスがいいということもあるので外壁リフォームや他部分のメンテナンス時期などとあわせて考えるといいと思います。

付帯部塗装・オプション費用

付帯部というのは建物の外壁に付随する壁面以外の部分。雨樋や配管、雨戸の戸袋、水切り、ベランダなど住宅の外壁は意外と出っ張りやへこみ部分などが多く、正方形や長方形というわけではないのです。

この塗装または養生が必要になる付帯部分は多いほど費用もかさみやすくなり、直線的な壁面部分が多いほど塗装費用が抑えられる傾向にもあります。

これらの付帯部の塗装はどこまで行うか、またベランダ防水工事も行うのかなどは事前に現地や写真、図面などを用いて外壁塗装業者としっかり確認をするようにしましょう。

親切な塗装業者の場合、付帯部を塗った場合と塗らなかった場合の仕上がりイメージの違いなども教えてくれることがあるので、気になる箇所は積極的に質問してみるといいと思います。

諸経費・雑費

外壁塗装の工程はここまで挙げてきた通りですが、工事そのものにはこれ以外にもさまざまな費用がかかります。足場や資材を運搬するための車両費や交通費、ゴミや廃棄物の処理費用、人件費、諸々の手続き費用などがありますが、多くは諸経費や雑費としてまとめて見積もり書に記載されると思います。

また、各作業工程の費用に利益が上乗せされていない場合は諸経費にまとめて計上されていることも。ちなみに外壁塗装における施工業者の利益は全体の費用の2~3割が相場だと言われています。

外壁塗装費用はどのように算出されるの?

25坪の外壁塗装の費用相場は?

外壁塗装工事を行う建物の塗装面積

25坪の外壁塗装費用の相場は上記でも説明しましたが、この算出のためには建物の外周や高さ、そして塗装面積を確認する必要があります。

塗装面積に応じて使用する塗料の量や足場材・養生シートの量なども異なるので、費用相場を知るためにはまずは建物の塗装面積を知ることが必要となってくるのです。

外壁塗装面積を調べるためには、

  • 延べ床面積から算出
  • 図面の外周や高さの数値から算出
  • 実際の建物をメジャーなどで測って算出

という方法が利用されますが、外壁塗装業者は基本的に図面や実際の計測値を元に費用を算出します。

しかし、依頼主が自宅の塗装面積をそれらの方法で調べることはむずかしいため、延床面積から大まかな塗装面積を算出したり【坪数×3.3(1坪の1㎡の長さ)×係数(1.2~1.7)】という計算式に自宅の大きさを当てはめて計算するのが簡単だと思います。

例:25坪×3.3×1.2=99㎡
99㎡が塗装が必要な面積と算出できますが、ここではベランダや付帯部、開口部は考慮していないため、あくまで大まかな数値となることを覚えておきましょう。

外壁塗装に使用する塗料の種類

25坪の外壁塗装を行う際、坪数や延べ面積から塗装面積を算出してそこに使用する塗料の単価をかけて塗料の費用を算出します。比較的安価なアクリルやウレタンと新しく高価でもあるハイブリッド塗料や無機系塗料では価格相場も倍近くなりますので、どの塗料を使用するかで全体の外壁塗装費用にも大きな差が出るでしょう。

使用する塗料は住宅の外壁材や環境に合っていることを条件に、予算やコストパフォーマンスを考慮して選ぶようにしましょう。

既存外壁の状態と補修工事内容

外壁塗装に伴って外壁に見られる劣化部分を補修・調整する必要があります。パテなどを使用してひび割れや欠けを埋め込んだり、劣化しているコーキングを打ち直したりして表面をきれいに整えます。

補修箇所が多いほど外壁塗装工事費用が高くなってしまいますが、塗装前にこの補修作業を行うことで塗装の仕上がりがよくなったり、耐久性が保たれるので補修はできるだけ省かずしっかりと行っておきましょう。

外壁塗装の見積もりでチェックすべき点

25坪の外壁塗装の費用相場は?

現場調査に基づいた工事内容になっているか

外壁塗装の見積もり算出のためには、塗装を行う建物の実地調査が必要です。正確な塗装面積を算出するだけでなく、外壁に補修や調整が必要な部分はないか、どのような塗料の使用が適切かということをプロの目で判断しなければなりません。

アポなし訪問をしてくるセールスや悪質な外壁塗装・リフォーム業者の場合、ほとんど外壁の状態を見ずに見積もり書を作成し、実際に工事が始まってから追加料金がかかってしまうということもめずらしくありません。

そのため、自宅の外壁の状態や環境をしっかりと確認してもらった上で見積もり書を作成してもらうことは最低条件。建物の大きさによって異なりますが、30分~1時間程度の時間をかけて実地調査を行うのが一般的です。

塗料の商品名や数量が明記されているか

外壁塗装費用の内訳の中で最も大きな割合を占める項目が上塗りという工程です。シリコンやフッ素など塗料の種類によって単価が大きく異なるため、外壁塗装費用の相場に幅が出るのもこの影響が大きいと考えられます。

塗料の種類によっては2~3倍の違いになることもあるので、必要な機能や耐久性、コストパフォーマンスを考慮して塗料を選びましょう。見積もり書にはそれが反映されているか、適切な数量で計算されているかをしっかり確認しましょう。

それぞれの工程の詳細が記載されているか

外壁塗装工事というのは、一般の依頼主には分からないことが多いと思います。どのような工程が必要で、それがどれくらいの相場なのか全てを把握することはむずかしいでしょう。

そうしたことから非常に大まかな書き方をした見積もり書を作成する外壁塗装業者もあります。中には外壁塗装工事一式として総額が出されるだけのこともあり、詳細が一切わからないことも。

しかし、どんな資材が使用されてどんな工事が行われるのかを知ることは依頼主の重要な権利です。相場に合った適切な見積もりが出されているのかを判断するためには工程別に細かく説明がされなければなりません。

25坪の外壁塗装工事の費用相場まとめ

外壁塗装・外壁リフォームの費用相場は塗装面積や塗料の種類、外壁の状態などによってかなりの差が出ます。そのため、ネットなどで出されている相場を参考にしつつ、適正価格で見積もりが出されているかを確認するため複数の外壁塗装業者に相見積もりを出してもらうことをおすすめします。

外壁塗装は依頼主にとって時間も費用も大きな負担となる工事ですが、満足のいく工事にするためには分からないことや不安をそのままにせず納得できるまで外壁塗装業者や第三者機関などに相談をしてみるといいでしょう。

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